「Oval（楕円）」をテーマにした梅の木の手鏡は、剪定で落とされた枝を使って作られています。


愛媛県名産の七折の梅の木をひとつひとつ丁寧に削り出し、長めのオーバル型でシンプルに。丁寧な手仕事がとても繊細なカーブを描きます。
ひとつひとつ異なる梅の木そのままの繊細な雰囲気と、ずっと触れていたくなるような手触りのやさしさを生かしたほとんど艶を出さない仕上げは、使い込むほどに味が出て、持ち主らしく育ってゆくという、自然からいただく品の醍醐味です。

梅は「松竹梅」と縁起物として数えられ、無病息災、厄除の縁起木です。春先の一番最初に花をつけることから「さい先が良い」とされており、進学や就職、結婚や開業といった節目に大変縁起が良いとされています。


また、梅は木材として流通していないために稀少な素材です。材質的には桜より少し硬くて加工に適しており、加工中にもよい香りがしてくるという神秘の素材です。使い込むほどに艶と深みが増し、3年程で落ち着いた赤褐色に変わります。粘りはそれほどないために割れやすく、取り扱いには注意が必要です。天然木を使用しているため、色や柄の出方に個体差があります。

鏡をやさしく守る保管袋が付いています。

サイズ	大きさ
F	8.2×6