《1着で雰囲気の出る着こなしを演出する主役コート》
クラシックな貫禄と重厚感ある佇まいながら、スポーティさあるダブルブレストの『ポロコート』をWILD LIFE TAILORが提案するよりエレガントに着られるサイズ感にした外套です。
ポロ競技の選手たちが競技の間に着ていたコートにルーツがあり、元々はローブに近いデザインで、選手たちはやや大きめサイズをベルトのみで締めて着用していました。
【素材】
《グレー》
【LYRIA】
2002年創業のイタリアファブリックメーカー。
テキスタイルデザイナーRiccardo Bruni の創作を織り交ぜた生地メーカーとして誕生しました。
Riccardo Bruni の美的感覚は季節が求めているものに関係なくイタリアの伝統的な織物に加えて時代を超えた生地を提案したいという彼の強い願望がルーツとなっています。
太番手のウールを使用したブロークンツイル素材です。
ワザと甘めに織って縮絨させているので、生地に凹凸とゲバ立ちあってヴィンテージな表情あります。
《カーキ》
【NIKKE】
1896年創業の日本毛織株式会社(通称：ニッケ)は、西洋文化が一斉に開花した明治時代から現在に至るまで近代西洋服装史に貢献してきました。
創業当初は軍服や毛布等の軍絨品を主に生産し、当時の資料は現在も絨号別カードに一つ一つ保管されています。
その後は、宮内庁向けの高級織物、スクール・ビジネスユニフォーム向けT/W素材、そしてトップメゾン向けのファッション素材の開発を重ね、120年以上の歴史の中で真摯にものづくりと向き合い、革新を重ねながら進化し続けています。
今回、コート分量に負けないインパクトあるヴィンテージミルドカルゼ素材を採用してます。
「カルゼ」は13世紀中頃に毛織物で栄えた小さな町、英国サフォーク州「KARSEY」の地名を由来にもち、しっかりとした目付のウール生地で、太くやや粗い感じの綾目組織が特徴の生地です。その丈夫さから耐久性の必要な軍服やコートに使用されていた歴史を持つヴィンテージ素材です。
平均繊度17〜18μのニュージーランド産のZQメリノの中にあって、産毛量が少なく稀少なハリ腰の強い26.5μのZQメリノウールを英国羊毛風に太番手に紡績した糸を使用しており、歴史的背景も強く意識した「カルゼ」素材です。
仕上げ加工ではできる限りテンションを加えずふっくらと仕上げており、26.5μとは思えないソフトな手触りを実現しています。
色は少し褪色したようなセージグリーンで、無骨過ぎない印象も◎。
【ディティール・シルエット】
身幅をたっぷりと取って大人のゆとりある、迫力のあるAラインのシルエットに仕立てています。
少しドロップしたナチュラルショルダーが、よりリラックスした雰囲気醸し出しています。
着丈は長めに設定しているので、1着で雰囲気の出る着こなしが演出出来ます。
分量はありますが、肩周りのパターンや仕様に拘っている為、重さを感じにくく軽やかに着用していただける設計にしています。
《ディティール》
・ボタン：
ナットボタンを採用してます。
天然素材ならではの温かみや柔らかい雰囲気が少し毛足あるビーバー素材と合っています。
・マーティンゲール：
背中のバックベルトはクラシックな雰囲気を残しつつ、着脱可能なデティールにしてますので、TPOに合わせて使いこなしてください。
・袖口：
ターンナップカフはコスチューム的要素が強くなりすぎるので、敢えて無飾りでエレガントな雰囲気にしています。
【おすすめスタイリング】
1着で雰囲気の出る着こなしが演出出来ます。
カジュアルボトムを合わせて遊び心のあるスタイリングにするのもおすすめです。
【モデル着用情報】
175cm/Lサイズ
【推奨サイズ】
サイズＭ:身長〜175cm
サイズＬ:身長176cm〜
※標準体型を基にした目安になります。
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裏地：あり
光沢感：なし
透け感：なし
ポケット：あり
伸縮性：なし
生地の厚さ：普通
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