クルーザージャケットの歴史は、20世紀初頭のアメリカにまで遡ります。
当時、US FOREST SERVICEなどの木材業者やハンターたちは、過酷な自然環境での作業に耐えうる頑丈なジャケットを必要としていました。
これに応じて設計されたのがクルーザージャケットです。
多機能ポケット、耐久性のある素材、そして防風性と保温性を兼ね備えたデザインは、彼らのニーズに完璧に応えるものでした。
ヴィンテージのクルーザージャケットにはウール製のものが多いですが、今回はBONCOURAオリジナルのモールスキンを採用しました。
高密度に織られたモールスキンは、耐久性はもちろんのこと、時間とともに風合いが増し、エイジングによって唯一無二の魅力を持つ一着へと変化します。
フロントボタンはブラウンのナットボタンを使用しており、こちらも経年変化により生地と同様に味わい深く変化していきます。
ポケットはフロントに4つ配置され、それぞれにオリジナルスナップボタンを採用。左胸ポケットにはペン差しがあり、さらにハンドウォーマーも付いています。
背面両脇にはバックポケットがあり、このディテールを作るために贅沢に背面の生地を丸2枚使用しています。
歴史を感じさせるデザインと、エイジングによる唯一無二の風合いを楽しんでください
【BONCOURA/ボンクラ】
デザイナーの森島氏は20年間勤めた会社を退職し、モデルに転身したのち、古着のキュレーターとして活動の場を広げます。
後に、自分の欲しいモノだけを作るというこだわりの元に「BONCOURA」を立ち上げます。
ヴィンテージの世界に魅了され身に付けた深い造詣を活かしデザインされたアイテムたちは、糸の選別から染色、織り方、パーツの型にまでこだわりぬき生み出されています。
その妥協を許さない森島氏の姿勢に共感するファンも多く、唯一無二のブランドへと成長しています。